PalmOSで使用できるEPWING形式の辞書引きソフトのWordSpeaker を8/25のエントリーで試してみました。 その後の状況です。
WordSeekerでは辞書データのディレクトリを設定できるのに気が付きました。 Linux-ZaurusのZten改のディレクトリと同じに設定しておけばSDメモリーの使い回しができます。 早速設定してLinux-Zaurusで使用しているTranscend SDメモリー514MBの80×をTungstenCに入れてみます。
WordSeekerを起動すると…一瞬辞書を認識してすぐに認識しなくなりました。調べてみた結果…。
これは確実なことではないのであくまで参考程度の情報にしておいて頂きたいのですが、TungstenCとTranscend SDメモリー514MBの80×、さらにWordSeekerの組み合わせがよくなかったような気がします。 WordSeekerを起動して辞書の動作が不可能なわけではないのですが本体の電源を入り切りするとSD内のファイル情報が壊れています。 WordSeekerを起動しなければTranscend SDメモリーは読み書きできるようですがこれも確かな検証をしたわけではありません。
デジカメPentaxOptioS5iで使おうと入手したADATA製256MB 60×のSDメモリーを試しにTungstenCで使ってみると大丈夫なようです。WordSeekerを何度も起動、終了、 TungstenCの電源入り切りをしていますが今のところ問題ありません。
SDメモリーの相性とは別にWordSeekerでは辞書ファイルがおかしかったり、 なにかしらのタイミングでSDメモリーのファイルシステムを破壊してしまうことがあるような気がします。 おかしな辞書ファイルを入れたときはまあ使い方が悪いのですが、 辞書を新しいのを入れてみたりとメンテ中に起こるとちょっと後処理が面倒です。 一度システムを構築してしまえば問題は少なくなると思いますが…
英語版のPDAで、さまざまにイレギュラーな使い方をしているものなのでこのような問題は日常的だと思います。 いままでもよくわからないが使えなかった、と言うものはたくさんあったと思いますし(^^ゞ
WordSeekerでPalmにEPWINGの辞書が使用できる、それだけでもすばらしい価値があります。 串刺し検索や文字をタップしての起動できないのが残念ですが非常に使い勝手がいいです。 なんといってもEPWING形式の辞書が使えますのでLinux-Zaurusと辞書データを共用できるのが一番の利点です。