« SL-C3000 | メイン | TungstenC »

2005年09月16日

●WordSeekerとTranscendのSDメモリーについて

PalmOSで使用できるEPWING形式の辞書引きソフトのWordSpeaker8/25のエントリーで試してみました。 その後の状況です。

WordSeekerでは辞書データのディレクトリを設定できるのに気が付きました。 Linux-ZaurusのZten改のディレクトリと同じに設定しておけばSDメモリーの使い回しができます。 早速設定してLinux-Zaurusで使用しているTranscend SDメモリー514MBの80×をTungstenCに入れてみます。

WordSeekerを起動すると…一瞬辞書を認識してすぐに認識しなくなりました。調べてみた結果…。

これは確実なことではないのであくまで参考程度の情報にしておいて頂きたいのですが、TungstenCとTranscend SDメモリー514MBの80×、さらにWordSeekerの組み合わせがよくなかったような気がします。 WordSeekerを起動して辞書の動作が不可能なわけではないのですが本体の電源を入り切りするとSD内のファイル情報が壊れています。 WordSeekerを起動しなければTranscend SDメモリーは読み書きできるようですがこれも確かな検証をしたわけではありません。

デジカメPentaxOptioS5iで使おうと入手したADATA製256MB 60×のSDメモリーを試しにTungstenCで使ってみると大丈夫なようです。WordSeekerを何度も起動、終了、 TungstenCの電源入り切りをしていますが今のところ問題ありません。

SDメモリーの相性とは別にWordSeekerでは辞書ファイルがおかしかったり、 なにかしらのタイミングでSDメモリーのファイルシステムを破壊してしまうことがあるような気がします。 おかしな辞書ファイルを入れたときはまあ使い方が悪いのですが、 辞書を新しいのを入れてみたりとメンテ中に起こるとちょっと後処理が面倒です。 一度システムを構築してしまえば問題は少なくなると思いますが…

英語版のPDAで、さまざまにイレギュラーな使い方をしているものなのでこのような問題は日常的だと思います。 いままでもよくわからないが使えなかった、と言うものはたくさんあったと思いますし(^^ゞ

WordSeekerでPalmにEPWINGの辞書が使用できる、それだけでもすばらしい価値があります。 串刺し検索や文字をタップしての起動できないのが残念ですが非常に使い勝手がいいです。 なんといってもEPWING形式の辞書が使えますのでLinux-Zaurusと辞書データを共用できるのが一番の利点です。

2005年09月12日

●TungstenとLinux-Zaurus使い回し

最近はLinux-ZaurusSL-C860とTungstenCの両方をとっかえひっかえ使用してきました。

どちらにもそれぞれいいところがあるのですね。

単純に辞書の使い勝手はLinux-ZaurusのZten改がすばらしいし、PIMはやっぱりTungstenCでしょう。 そしてさっと取り出してすぐ使うのはやっぱりTungstenCで、ネットならどうしたってLinux-Zaurusなのです。 一台ではどうにもならない(笑)

PDAを使い始めたころ、Workpadとか初代シグマリオンで使い分けをしていたころといまでもなんら変わらないな、 と寂しくもまだこれからがある楽しい世界なのだなとやっぱり思ったり。

これからのスマートフォンにおおきく期待を込めて

2005年08月25日

●TungstenC、Linux-Zaurusで電子辞書が使いたい

もっとも一般的な電子辞書の形式であるEPWING形式のブックをPalm、 Linux-Zaurusで使うためにはどうすればいいのか調べてみました。
発行の古い辞書とかは秋葉原に行けば格安で手に入れることができますのでこれを利用することにしました。

手に入れたのは富士通スーパー総合辞書2000です。
「広辞苑」「新英和和英中辞典」「漢字源」「現代用語の基礎知識2000」が入っています。

Linux-ZaurusでのEPWING 用辞書引きソフトはZtenが有名です。
Zten http://wiki.gohome.org/zten/

現在PalmOSで使用できるEPWING形式の辞書引きソフトはWordSpeaker(シェアウェア)というものがあるようです。
WordSeeker http://homepage.mac.com/kzseki/SA/palm/ws/ws.html

WordSeekerで使える辞書
EPWING、 電子ブック:
国内版のEPWING または電子ブック形式のもの。海外向けのEBG やEBXA-C には対応していません。また、EPWING4~6、 s-EBXA の圧縮形式には対応していません。DicCompressorJ http://homepage.mac.com/kzseki/SA/palm/ws/dcj.html を使ってEBZip の圧縮形式に変換すれば、使用できるようです。

基礎知識として
EPWING辞書を構成するファイル
HONMON ファイルは辞書のデータ、つまり本文や索引、音声データなどが収められています。EPWING 規格4~6に準拠したもので、 圧縮がかけられている場合は、HONMON2 というファイル名になっています。
DATA フォルダーには、HONMONS やHONMONG というファイルがある場合もあります。これは音声や画像のデータです。
GAIJI フォルダーには外字フォントのデータがあります。

辞書作成
今回入手した富士通スーバー統合辞書2000はHONMON2のフォルダでしたので圧縮がかけられています。
これをZten、WordSeekerで使用できる形式に変換します。

diccomp_2 diccomp_3

DicCompressorJでCD-ROMを読み込んで辞書データの圧縮を選択するだけでEPWING形式の圧縮辞書が完成します。 とても簡単です。

Linux-Zaurus
Zten http://wiki.gohome.org/zten/ EB*/EPWING 用の辞書引きソフト

導入方法
SDカード上に以下のフォルダを作成する。
/dict/togo00/
以下にCDから抜き出したフォルダ構成をそのままにcatalogファイルなどを入れる
Honmon2ファイルの直接読み込み可能。この場合、本文中の画像(動詞、名詞とかの記号)も表示されます
DicCompressorJにて圧縮レベル4で動作します。ただし、本文中の画像がでません(動詞、名詞とかの記号)

Palm
WordSeeker http://homepage.mac.com/kzseki/SA/palm/ws/ws.html EPWING形式の辞書引きソフト

導入方法
SDカード上に以下のフォルダを作成する。
/PALM/ebdata/togo00/
以下にCDから抜き出したフォルダ構成をそのままにcatalogファイルなどを入れる
DicCompressorJにて圧縮レベル4では動作不安定。本文中の画像もでません。
圧縮レベル3で動作しました。本文中の画像も表示されます(動詞、名詞とかの記号)

使用感
WordSpeeker

wordspeeker_0 wordspeeker_1

wordspeeker_2wordspeeker_up

起動操作感はPalmらしく軽快です。ただし串刺し検索ができないことがとても残念です。

Zten

zten_2

Linux-ZaurusC860の大きめな画面ですから一画面で多くの情報を閲覧できます。 上のPalmでは4つの画面で表示しているものがLinux-ZaurusのZtenでは一画面で表示可能です。 また串刺し検索ができますので一回で多方面からの検索ができるのは非常に便利です。

今後どうしようか
Palmで串刺し検索ができるものはWDIC http://www5b.biglobe.ne.jp/~ekuta/wdic.html があります。これはPDICという辞書を使用しますがこの形式には英辞郎があります。 このあたりも考えてどの形式を使うか贅沢な悩みをしてみようかと思っています。

2005.8.27追記:ぱいるさんからztenvについてアドバイス頂きました。ありがとうございます。
zten改http://ebsnap.lkj.jp/zaurus/memo/

ztenv_1.jpg

Ztenを改造したバージョンだそうです。名前は知っていましたがその機能は全然知りませんでした(^^ゞスクリーンショットを見てもらえばわかるように表示量が圧倒的に多いのと(フォントを同じ大きさにしてもです)設定がいろいろできます。たくさんできるようなのでまだ把握し切れてませんが試してみたいと思います。
先達のおかげでLinux-Zaurusでの辞書環境は非常に強力です。好きな辞書を自由に組みあわせることができるのはすてきです(=^0^=)

2005年08月24日

●Linux-Zaurusからの投稿です

DmBlogger導入しました。

自宅の無線Lanに接続していますがなかなかDmBloggerがネットにつながらず悩んでしまいました。原因はわかりませんが多分メモリー不足だと思います。使っていないアプリ終了させると無事に接続できました。

ネット関係はZaurusがやっぱり柔軟性があって使いやすいです。しかし普段持ちはTungstenCが軽快で安心感があって使い勝手がいいのですね。

Linux-Zaurusは自宅の寝モバ用が一番すてきな使い方かもなんて…

2005年08月22日

●Linux-Zaurusで無線LanでSamba

前のエントリーでも書いたように無線アクセスポイントと無線Lanカードを手に入れましたのでノートPCで使っていたCF型の無線LanカードがLinux-Zaurusに戻ってきました。 わざわざCF型をPCに使うのはもったいないですよね(笑)

昔同じ設定をしたような気がしていましたがもう一度備忘録として残しておきます。

/usr/lib/samba/smb.confをZEditor http://satoshi.web5.jp/f_soft/dw_zaurs.htm で編集。

interfaces = usbd0 に eth0 を追加。
ifconfig -aコマンドでeth0に割り当てられているIPアドレスなど詳細がわかります。
アクセスポイントでDHCPにてIPを割り振りしていますのでCFカードの無線Lanだけ手動割り付けして固定IPにします。
workgroupと hosts allowを追加。無線LanとUSBケーブル経由のどちらでもSambaで入れるようにしました。

workgroup = SOFTWARE
interfaces = usbd0 eth0
hosts allow = 192.168.11. 192.168.129.

/etc/rc.d/init.d/samba stop → /etc/rc.d/init.d/samba start で設定を有効にします。
母艦から\\192.168.11.7(Linux-ZaurusのIPアドレス)で接続。
\\192.168.11.7\systemでアクセスするとすべてのファイルにアクセスできます。

Sambaの起動を簡単に
SambaController http://gadget.mda.or.jp/zaurus/sambacontroller.html
クリックするだけでsambaをスタートできます。
smbctr
またsmb.confの編集もできますのでSambaの調整に便利。自動起動という手もありますがひとまずはここまで。

Linux-Zaurusの楽しみはいろんなことが自由にできる点です。TungstenCは実用品。 Linux-Zaurusはおもちゃ。そんな感じかな(*^_^*)

2005年08月20日

●TungstenCに画像ビューアーを試してみました

標準アプリPhots
・画像全体を閲覧するにはよいが拡大表示、などのズーミングができないので地図画像などは見にくい
・一回サムネイルを作ってしまえばサムネイル表示は高速
・先読みはしていないようで画像表示は一回一回読み込み時間がかかる

VFSi
・おおきな画像は大きなままで見えるのできれい。地図画像などは見やすい
・外部メモリーの画像しか見えない

SplashPhoto
http://www.splashdata.com/splashphoto/index.htm
・サムネイルを作るのに少し時間がかかる
・通常の閲覧も地図画像などもズームが可能なので見やすい
・スライドショウもきれい
・先読みをしているようで画像を手動でめくってもゆっくりならばボタンを押してすぐに表示される

記念写真の閲覧には標準アプリのPhotsを使うことにしました。一回一回の読み込みは若干かかりますが耐えきれないほどではありません。とは言っても私はデジカメで撮ったそのままのファイルサイズで閲覧していますのでPDAで閲覧するにはファイルが大きすぎるというずぼらな床とがあります(^^ゞ

地図画像やPCの画面を切り取った情報画像の閲覧にはVFSiを使用します。拡大ができますので文字もはっきりと読み取れるので日所に便利です。

SplashPhotoは上記の二つのパターンの使い方ができるよくできたソフトだと思います。がシェアウエアです。そしてそれほどは使用頻度も高くないので今回は見送りです(^^ゞ

2005年07月21日

●C860とPalmdesktopの同期

ZaurusSL-C860とPalmdesktopの同期をやりたくてPalmDesktopの最新バージョン414をインストールしそして日本語化しました。

ところがZaurus付属のインテリシンクでは「データがありません」と怒られてしまいました。

どうやら最新バージョンは同期できない模様…。英語版ですから…もっともなお話かも(;-・。・-;)